面白い話01 「花束贈呈」
海外リゾートで式を挙げられたKさん夫妻のお話。
みなさんも結婚式でよく見かける光景かと思います。小さい子ども達が新郎・新婦にお祝いの花束を渡すシーン。
親戚のお子さんだったり、甥っ子、姪っ子だったりと顔見知りのお子さんが渡すことがほとんどですが、今回も海外リゾートということで親族のみの結婚式。花束を渡すお子さんも、新郎のお姉さんのお子さんお2人でした。
まぁ、お子さんが花束を渡すシーンは、いろいろなハプニングが起こります(笑)
歩かない子どもや泣き出す子ども。中には二人とも花嫁さんに渡したり(花嫁さんがきれいだったのでしょうね)と。でも今回のこのシーンはひと味違いました。
お子さん2人とも小学1年生の女の子と幼稚園の男の子。
新郎のお姉さん(2人のお母さん)に手伝っていただき、花束贈呈の練習をさせていました。
何度か練習をし、最後の仕上げで渡すまでしようといことで、その場にいた式場のスタッフお2人に手伝って頂き、とても上手に渡すことができました。
「よし、これで大丈夫」と、新郎のお姉さんにお礼をいい、他の業務に戻りました。
しばらくして披露宴もはじまり、ご親族のあいさつやケーキ入刀などスムーズに進んでいき、そして、2人の出番。花束を持った2人は少し緊張気味の顔で立っています。
「それでは、かわいいゲストより新郎新婦にプレゼントがあります」
との、司会の呼びかけで2人は歩き出しました。泣くこともなく、止まらないで2人とも頑張ってる!と、私はホッとしました。しかし、次の瞬間!
2人は新郎新婦がいる場所に向かわないで、別の方向へ向かっているではありませんか。
えっ!えっ!・・・・会場もザワザワしています。私は追いかけて一体どこへいくのか2人を追いかけました。
少し歩いたところで2人は止まり、そして、ある人物に花束を渡したのです。
その人物は料理を運んでいたウェイターさん2人・・・・・?。
はっ!そうなんです。あの時手伝ってくれた式場のスタッフお2人に渡していたのです。
会場では新郎新婦と親族の皆さんが爆笑!私と新郎のお姉さんは顔を真っ赤に。花束をもらったスタッフはどうしていものか、あたふたしてしまう始末。フォローに入って下さった司会の方が「こっちよ」と誘導してくれたものの「あのお兄さん、かっこいい〜」とか「金色の髪のきれいなお姉さんがいい〜」などと子ども達は大声で話していました。
それを聞いてまたまた会場は大爆笑!私と新郎のお姉さん、それに今度は新郎新婦が顔を真っ赤に・・・・。
やはり外国の方は子ども達から見るとかっこよかったり、きれいなのでしょうね(T_T)
それでも無事に花束贈呈も終わり、暖かい笑いに包まれたとてもいい披露宴でした。
それと、2人の子ども達の将来がものすごく楽しみになりました!
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