「バージンロード」な失敗談
ゲストの祝福を受けながらゆっくりとバージンロードを歩いて行く。結婚式では素敵なセレモニーの一つ。
みなさんはバージンロードの意味をご存知でしょうか?
バージンロードは花嫁の人生を表しています。
扉が開き、花嫁と花嫁の父が歩き出す、それは誕生を意味しています。
バージンロードを歩く一歩が一年と考えて、振り返りながら歩きます。
終点にはこれから共に歩いて行く新郎。花嫁の父とバトンタッチして未来へと進んでいきます。
バージンロードには花嫁の人生が詰まっています。
と、ここまでは真面目に書きましたが、そんなバージンロードでの失敗談です。
国内リゾートで挙式を挙げられたお二人。
チャペルでの扉が開き、お父様と二人ならんでバージンロードを歩く花嫁。
実はこの花嫁さん。少し貧血持ちだそうで、試着の時にドレスの締め付けやブーケの重さなどで歩いているときに倒れないか市心配なされていました。
当日、お父様と練習されたように一歩足を踏み出すと、お父様の歩幅が大きく、しかも緊張で右も左もむちゃくちゃでした。
新婦はドレスを踏まれないようにと気をつけていたのですが、ゴールまでの残り数歩でお父様、見事にドレスの裾を踏み、新婦が転倒・・・・と、そのとき、新郎が駆け寄り、新婦を受け止め、ドラマチックなバージンロードになりました。
無事に終わった後、お父様をこっぴどく怒られたらしいです。
ちなみに貧血の花嫁さんはというと、踏まれないかばかり気にしていて貧血だの気持ち悪さだの忘れていたそうです(^○^)
ガーデンウェディングでバージンロードを歩かれた花嫁さんのお話。
ガーデンウェディングだと、花びらでバージンロードが作られることが多いのですが、その時に起こった失敗談。
お父様と腕を組み、今まで歩んできた人生をかみしめながらお二人がゆっくり歩いてきます。
ふと、その花びらの道を見ると、一カ所だけ花びらがなく、ブッと綺麗に道がなくなっています。
「えっ!」新婦もお父様も立ち止まり、それを待つ新郎も祝福するゲストも私たちスタッフも唖然。そしてキョロキョロ。
すぐに犯人は発見されました。親戚のお子様達がその花びらを持っていき、すみの方でフラワーシャワー?なんてやっていました。すぐさまお母様達から確保され怒られていましたが、新婦とお父様、そして新郎、ゲストは大笑い。
私たちもすぐさま、別の花びらを引き、バージンロードの続きを行っていただきました。
みなさま、くれぐれもお子様には花びらは持っていかないようにご忠告お願いします(^_^)b
海外リゾート婚での失敗談。
海外での結婚式を憧れてあった花嫁さん。
バージンロードの練習の時もしっかりとメモりながらされていました。横にいるお父様も、待っている新郎も真剣です。
さぁ、娘の晴れ舞台!お父様気合いが入りすぎたのでしょうか、扉がゆっくりと開いたと同時に出てしまい、扉に激突!
直ぐさま体制を整え、花嫁の腕をとり、ツカツカと歩いてしまいました。
スタッフが急きょ側まで行き「もう少しゆっくり歩いて下さい」と耳元でお伝えすると、何を思ったか扉の方に引き返し、扉まで閉めちゃいました。
初めてでした。バージンロードのテイク2!!
会場は大爆笑!スタッフは冷や汗が止まりません。お父様も緊張でなにも聞こえていないみたいです。
テイク2はゆっくり歩いていかれたので、無事に終わりました。(3回目なくてホッとしています)
本番でやり直しはビックリでした。みなさま間違えてもやり直さず、新郎の元へ向かってくださいね\(^O^)/
これから挙式を挙げられるみなさん。失敗談を参考に、気をつけてバージンロードを歩いて下さいね!
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